高 面接ナビ 高校受験高校入試の面接 学校別・県別ガイド
高校受験 ― 面接ガイド

高校受験の面接、学校別・県別に。

高校入試の面接は、学校・都道府県ごとに実施の有無・形式・時間・保護者面接の有無がまったく異なります。このページでは、私立高校・高専・公立高校の面接を、学校や教育委員会が公表している募集要項にもとづいて学校別・県別に整理しています。学校名のページから、面接の日程・形式・時間の要点を確認できます。あわせて、令和9年度(2027年度)入試から全員面接に切り替わる埼玉県公立高校の制度を詳しく解説しています。

学校別81本・県別9本 計90本公開中
GUIDES

公開中の県別・学校別ガイド(note)

現在90本。学校名・県名のリンクから、面接の日程・形式・時間の要点をまとめたページへ進めます。詳しい準備ガイドはnoteの有料記事です(県まるごと版 ¥980/学校別 ¥3,980)。公開しだい、この一覧に追加されます。

埼玉県 令和9年度(2027年度)入試

全員面接の要点

令和9年度から、埼玉県公立高校ではすべての学校・すべての受検生を対象に面接が実施されます。まずは制度の骨格を確認します。

対象
すべての公立高校・すべての受検生(個人面接または集団面接。学校ごとに異なる)
面接の流れ
入室 → My Voice(1分30秒〜2分程度)→ 質問・応答(3分30秒〜6分程度)→ 退室
My Voice
面接の最初に受検生が自分の言葉で話す時間。中学校生活や学校外の活動を振り返り、経験や思いを自由に語る。「正解」はない
質問・応答
My Voiceで話した内容などについて、面接委員(2人以上)が背景を問う質問をする時間
自己評価資料
出願時(令和9年1月26日〜2月9日)に全員が提出。面接の補助的な参考資料で、得点の算出には用いない
評価
県共通の観点(主体的・協働的な学びの力/自らの人生や社会の未来を切り拓く力)ごとに「3・4・5」の3段階で評価。段階から面接の得点をどう算出するかは公表されていない(段階の下限3は得点の最低保証ではない)
共通選抜の配点
面接は30点または60点(学校が2倍を選択した場合)が総合点に加わる。学力検査は5教科500点満点、調査書は200〜400点。段階評価から得点への算出方法は非公表
特色選抜の配点
面接は30点を下回らない範囲で学校が倍率を設定。学校差が大きい
日程
2月25日(木) 学力検査/2月26日(金) 面接(全ての学校)/3月1日(月) 特色検査(一部の学校)/3月5日(金) 入学許可候補者発表

My Voiceの"タネ"(公式が示す準備の問い)

  • これまで、どんなことに取り組んできたか。何に力を注いできたか
  • その中で心が動いた瞬間は何か。なぜ自分にとって大切だったのか
  • その経験を通して何に気づき、何を学び、どんな成長につながったか
  • これからどんな高校生活を送りたいか。将来どんな自分でありたいか

出典:面接についてのリーフレット(埼玉県教育委員会)

My Voiceと自己評価資料の関係

県教委は「My Voiceは自己評価資料と必ずしも関連付ける必要はない」と説明しています。一方で、質問・応答の時間では自己評価資料に書いた内容についても質問されることがあります。

つまり、My Voiceでは自由に話してよい一方、自己評価資料に書いたことは説明できる状態にしておく、という整理になります。

新旧対照

旧制度(〜令和8年度)との違い

県教育委員会の公式「新旧対照表」にもとづく、主な変更点です。

事項旧制度(〜令和8年度)令和9年度(2027年度)入試
面接 一部の学校・学科等でのみ実施 全ての学校・学科等で、全ての受検生を対象に実施
自己評価資料 なし 出願時に全員提出(得点化しない)
調査書の記載事項 各教科の学習の記録、総合的な学習の時間の記録、特別活動等の記録、出欠の記録、その他の各項目等 各教科の学習の記録(9教科5段階の評定)を基本。特別活動等の記録・出欠の記録・その他の項目の欄は削除
選抜方法 第1次選抜→第2次選抜(一部は第3次選抜) 共通選抜(県教委が定める方法)/特色選抜(各校が定める方法)

出典:令和9年度入学者選抜実施基本方針 別紙6(新旧対照表)/面接に係る資料(埼玉県教育委員会)

共通と学校差

学校ごとに違うこと

面接そのものはどの学校も全員に実施しますが、次の点は学校・学科・コースによって異なります。

選抜の種類

共通選抜(県教委が定める方法で得点を算出)と特色選抜(学科・コースの特色に応じて各校が定める方法で得点を算出)があり、両方を実施する学科もあります。共通選抜と特色選抜のどちらを、どんな割合で実施するかは学校ごとに公表されています。

面接の配点

共通選抜では面接は30点または60点の2択に固定されています。特色選抜では「30点を下回らない範囲」で各校が倍率を自由に設定するため、学校間の差が大きくなります。

個人面接か集団面接か

個人面接にするか集団面接にするかは学校が定めます。不登校生徒等対象の特別な選抜・帰国生徒特別選抜・外国人特別選抜・定時制の特別募集では個人面接に統一されています。

学校独自項目

学校が「選抜実施内容」の面接欄に独自項目を設定している場合、その項目についても各校が定めた観点・規準で評価します。独自項目の有無・内容は学校の「選抜実施内容」で公表されています。

公式が明示する安心材料

これは県教委が公式に約束していること

面接で質問しないと定められていること

  • 学力の測定にかかわること
  • 志願者の障害・容姿等に関すること
  • 志願者・保護者の本籍、家族の社会的地位等に関すること
  • 保護者の職業、学歴、収入等に関すること

評価に使わないと定められていること

  • 自己評価資料の内容そのものは得点化しない
  • 文章・文字の上手い下手、分量の多い少ないは評価しない
  • My Voice・質問応答の時間を超えても評価には関係ない
  • 話し方の上手さ・スムーズさは評価の対象ではない
  • 賞状などの提示物は持ち込み不可(自己評価資料は出願時提出分と同一のものに限り持ち込み可)

出典:面接についてのリーフレット/面接実施要領/令和9年度入試についてのQ&A(埼玉県教育委員会)

FAQ

よくある質問

埼玉県教育委員会の公式Q&Aにもとづく、代表的な質問です。

埼玉県の公立高校入試では、面接はすべての学校で行われますか?

はい。令和9年度(2027年度)入試から、すべての公立高校・すべての受検生を対象に面接が実施されます。旧制度では面接を実施していたのは一部の学校のみでしたが、令和9年度からは全校が対象です。

人前で話すのが苦手でも大丈夫ですか?

県教育委員会は「スムーズに話すことよりも、自分なりに考え、伝えることが大切」「緊張するのは当たり前、言葉に詰まっても大丈夫」と公式Q&Aで明言しています。話し方の上手さは評価の対象になりません。

大きな実績や成功体験がないと不利になりますか?

公式Q&Aでは「成功した体験や特別な体験、目立った実績があるかどうかは関係ない」とされています。評価の対象は実績そのものではなく、そこに至る過程(プロセス)や意欲、学びに向かう力です。

自己評価資料は採点に使われますか?

使われません。自己評価資料は面接の補助的な参考資料で、得点の算出には用いないと明記されています。文章や文字の上手い下手、分量の多い少ないも評価の対象外です。

My Voiceや質問応答の時間を超えたら評価が下がりますか?

下がりません。時間はあくまで目安であり、「時間を超えても、評価には関係ない」と公式Q&Aに明記されています。

面接で聞かれない・聞いてはいけないことはありますか?

あります。県の面接実施要領は、学力の測定にかかわること、および志願者の障害・容姿、本籍・家族の社会的地位、保護者の職業・学歴・収入など基本的人権にかかわることは質問しないと定めています。

もっと詳しく知りたい方へ

準備の手順と想定質問100は、noteで公開しています

このページは制度の解説にとどめています。My Voiceの作り方の手順、自己評価資料の書き方、学校ごとの傾向を踏まえた想定質問100などは、noteのアカウントで公開しています。

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